12月7日(土)8日(日)新宮市ウォーキングイベント開催のお知らせ【募集終了】
募集は終了しました。
沢山のご応募ありがとうございます。
このたび新宮市観光協会では、熊野エリア世界遺産登録15周年・水野家新宮入部400年を記念し「歩いて学ぶ文化都市しんぐう」と題したウォーキングイベントを開催いたします。
新宮は古くから熊野地方の都として栄えてきました。熊野信仰の聖地として、世界遺産に登録されています。また江戸時代から浅野家・水野家が当地を治め、附家老として江戸に出仕。盛んに江戸との交流が行われていました。故に、その文化のバックボーンは「上方」ではなく「江戸」にあるとも言われています。
今回のウォークは、そんな新宮のまちのシンボルである「新宮城跡」と世界遺産「高野坂」、さらに三輪崎地区に今も残る古民家等を巡ります。新宮市観光協会登録ガイドに併せ、7日(土)のコースでは、内田美知留氏と中瀬古友夫氏(※プロフィール下記参照)を講師に迎え、新宮文化を学びます。両日ともにランチ・おやつ付きで、新宮の食文化も体験することができる贅沢なウォークとなっております。8日(日)のランチ会場は、新宮市内のフレンチレストランのイル・ド・フランスとなっており、そちらでは新宮城想像城郭ジオラマを作成したレストランシェフ倉本氏より新宮城についての解説を予定しております。
日程は、12月7日(土)と8日(日)。7日(土)は「アカデミックな1日」8日(日)は「ガイドと新宮3社巡り」と題して、各日異なったコースを計画しております。各日、先着15名となっております。詳しくは、別添えのチラシをご覧ください。
お問い合わせ、お申し込みは新宮市観光協会(☎0735-22-2840)までお願いいたします。
※内田美知留氏
那智勝浦町出身。玉川大学農学部、桑沢デザイン研究所卒。一級建築士、全国HM(ヘリテージマネージャー)NW協議会副委員長、かながわHM協会副会長。都市計画事務所等を経て横浜で(株)ルナパーク主宰。歴史的建造物の保存・活用、文化と歴史の継承に携わる。旧チャップマン邸調査、大前屋旅館顔見世イベント、熊野新聞「建築士と歩く」等を手掛ける。
中瀬古友夫氏
1950年新宮市生まれ。新宮高校から法政大学卒。旅行会社勤務を経て地元の教員となる。北山中学校校長を最後に退職し、現在新宮市文化財審議委員や熊野学研究委員会委員を務める。新宮市の近現代史に精通し、また熊野の絵はがき、古写真、昭和のパンフレット類のコレクターとして著名。「熊野新宮発 ふるさとの文化を彩った人たち」(共同執筆)等も記し、若い世代への歴史の承継を常に意図した活動を行っている。藻谷浩介氏(日本総研研究員「里山資本主義」著者)らに新宮市の新宮城跡を中心とした現地ガイドを行うなど、その活動は多岐に亘る。熊野鉄道倶楽部代表でもあり、新宮鉄道(大正2年開通)をはじめ、熊野の交通史に関しての造詣も深い。